LEDナンバー灯は良いものを選ぼう

2017/12/16

持論・暴論

街を走っている車を見てなんとも情けなく思うのは、ナンバー灯をLEDに交換しているにも関わらず、
1.片方が切れている
2.照射範囲が狭すぎ、"照らしムラ"がある
3.暗い
……などの状態になっているものが相当数いることだ。些細な事かもしれないが、車の後ろ姿というのは、他人に見られる時間も長い場所であるし、何より"わざわざ部品を交換しているのに、こんな状態になっている"ことが自体が非常にダサい。これなら純正の白熱球のまま替えないほうがマシである。


大抵、失敗している理由は決まっていて、
1.謎メーカーの安価な物を選んでいる
2.同じT10球だから、という理由でポジション用等の不適切な物を選んでいる
というのが殆どである。気を付けなければ"2"のケースで、ナンバー灯には色調の他に"均斉度"、つまり測定点ごとの輝度や照度の誤差(照らしムラ)が保安基準で定められているから、数字が読み取れないほど照射範囲が狭いものは検査でハネられる可能性もある、つまり見栄え以前の問題なのだ。


……ではどの製品が良いのか、という事になってくるのだが、基本的に私が他人に薦めているのは、POLARG LED ナンバー灯(日星工業製)である。実際に使ってみて、照度も十分であるし、何より小糸製作所の子会社で、各社ディーラーオプション向け製品も製造しているメーカーなので信頼性も抜群である。少々単価が高いのがネックだが、モノが良いことは保証できる。失敗したくない人はこれに替えてみるのが良いかもしれない。