車で一番お金をかけるべき所

2021/02/27

持論・暴論

 


いざ車を買ってから何か弄ろうとしたとき、一番お金をかけるべきところはどこだろうか?

-かっちょええホイールを買うぜ!
まぁ、それもよかろう。

-スピーカー変えようかな?
それもまた良し。

-純正の状態でしか乗らないよ…
大多数の人はそうだろう。

だが純正主義者であっても長く車に乗ると必ず選ばなければならないものが出てくる。ズバリ、タイヤである。


なぜタイヤがそこまで重要なのか?

考えれば簡単なことではあるのだが、車と地面との接点はタイヤだけであり、車が走る=タイヤが地面を蹴る、ということであるからだ。

つまり、どんな大馬力のエンジンや高価なサスペンション、安全性を高めたボディを誇ったところで結局タイヤの性能やコンディションが悪い状態では元も子もないということである。

確かにこのタイヤという商品、黒い色をしたゴムの輪っかとして見れば非常に割高に感じるかもしれない。だが、1tを軽く超える重量を支えながら、100km/hでアスファルトに擦り付けられてもびくともしない特殊なゴム製品だ、と考えれば決して高い買い物ではないだろう。しかも"ただの輪っか"のくせに大切な命を任せているのである。交換の際にはなるべく良いものを選びたい。特にこだわりの無い人でも、「新車装着と同等品で」と、注文しておけば間違いは無いだろう。もちろん、日頃の空気圧チェックや、残り溝の確認も怠ってはならない。

※JAFの高速道路上での出動要因No.1はタイヤのトラブルである。


ちなみに私個人の見解であるが、他人にタイヤのおすすめを訊かれたときには、国産高級セダンにはBSのレグノ、中級車(マークXの2.5Lグレード、レガシィのNAグレード等)にはダンロップのル・マン、競技車にはヨコハマのNEOVAあたりを推すことが多い。私自身は雨天時の性能に感心してから一貫してミシュランのパイロットスポーツ系を使い続けている。