マツダのお店が変わりすぎて辛い……

2017/06/24

持論・暴論

近年マツダが魂動デザインなどと言い出してから、販売店までオシャレなイメージを出そうと次々に改装されている。近所のマツダ店もいつの間にか内外装をリメイクして真っ黒になっていたが、正直コレジャナイ感が物凄い。
マツダの店といえば、建物は白地に青のデザインで、外にはのぼりが立ち並び、従業員お手製の卓上POPや値引きチラシが無造作に置かれている……というのが従来のイメージであった。高級感は皆無だが、これはこれでアットホームで良かったのだ。それこそボンゴフレンディやMPVがよく似合っていた。今のデザインではボンゴやファミリアバンで入りにくいではないか!
今だって商用車を含むラインナップであるわけだし、車の価格帯からしてもマツダは大衆車ブランドなわけである。今現在の状態は箱物だけが先行してしまった感が強く、中身とのチグハグ感が拭いきれない。いきなりそんな肩肘張らなくても、というのが私の感想。まぁ、あと10年くらい現在の方向性を維持できたらこなれてくるのかもしれないが……。
それから件のマツダ店で見かけた光景だが、いくら試乗車とはいえ、屋根のない店舗の入口脇に停めたまま、ガシガシと拭き上げ作業をするのはよろしくない(しかも黒のアテンザワゴンである)。客の目につくところで雑用をしているのは画的に美しくないし、何より車をぞんざいに扱う店だと思われかねない。そういうソフト面の改善も含めてやっぱり高級感が板に付くまで10年位はかかるのだろうか。

ちなみにスバル販売店も最近続々と改装されているが、こちらのほうがまだ成功しているような気がする。赤帽サンバーが似合わない佇まいという点では一緒なのだが。