Alpine A110の詳細が出てきた!

2017/03/12

持論・暴論

アルピーヌ・A110と言えば、その圧倒的な軽量ボディでもってラリー界を席巻した伝説的名車である。流線型の優れたデザインも特徴の一つで、ハイパワーらしい厳しさは皆無で「フランス車ですよ」と書いて走っているかのような佇まいであった。そのA110がもうすぐ復活してくる。
今月5日にジュネーブモーターショーで公開されたスペックは次の通りである。

諸元

全長:4,178mm
全幅:1,798mm
全高:1,252mm
車両重量:1,103kg
乗車定員:2名

エンジン:直列4気筒DOHCターボチャージド
総排気量:1.8L
最高出力:152ps/6,000rpm
ステアリング:左/右
駆動方式:MR
変速機:7DCT

価格は現地で58,500ユーロ(約715万円)とのこと。それにしても今時、この重量の車をわざわざ新規に出してくれる事自体が有り難いな、という思いである。恐らくアルファの4Cあたりと良いライバルになるだろう。それと個人的にツボなのが、近年減少の一途をたどる丸目ヘッドライトの存在である。国産車にもこういうデザインが出来ないものかと、つくづく残念に思う。
新型のフェアレディZが発売されたらそれに乗り換えようとも思っていたのだが、デザインのためだけにA110もアリかな、という感じもしてきた。国内では早くても納車は2018年以降と言うが、既存のルノー販売店で売り出すのだろうか。続報を待ちたいところである。